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子供のうつ病の治療はどうすればよいか?

子供のうつ病には次の治療を行います。

しっかり休養をとる

うつ病の子供は心身ともに疲れています。

まずは、体を休ませることが大切です。


学校や塾や部活、習い事などを休ませたり、

クラスの係りを減らしてもらう、早めに下校させる

などで、体の負担を少しでも減らしていきます。


子供の気持ちを支える

学校を休んだり、学習がはかどらない、今までできたことが

できなくなるなどで、子供は自信を失います。

精神療法などで気持ちを支えることも大切です。


必要な薬は十分に使う

しっかりと休ませて、環境の調整をして、親や周りの大人が

病気について理解して適切に対応しても病状がなかなか

改善しなかったり、悪化したりする場合は、薬物療法が

行われます。


思春期でも、場合によっては抗うつ薬を使います。

思春期以降のうつ病の治療は、原則的に成人の治療に

準じます。


抗うつ薬は、最初は少量から始めますが、最終的には

成人の人と同じぐらいの量まで増量することもあります。


子供は薬の代謝がよいので、使う量が少ないと

すぐに薬が分解されて十分は効果が得られないためです。


薬によっては抑うつ症状が改善しても、さらに

半年ほど薬物療法を続けるのが一般的です。


親や周りの人は、薬の必要性を理解しつつ、

子供を支える必要があります。


一度治っても、うつ病は再発する可能性があります。

したがって治療後もカウンセリングなどで心の平衡

の維持を図っていく必要があります。


子供がうつ病を克服するには、家族の協力が欠かせません。

家族、特に両親は次のようなことに気を付けます。


休養が一番の薬

担当の医師と話し合って病気を十分に理解してください。

そして、とにかく子供の心と体を十分に休ませることです。

無理に学校に行かせたり、何かをさせようとするのは

絶対にやめましょう。

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また、自殺や自傷行為を防ぐためにもうつ病のある子供の

手の届くところに刃物や薬物を置かないようにします。


回復期は急がせない

気力が戻り始めても、登校や勉強などの活動の

再開を、急がせてはいけません。

うつ病の経過は3か月単位で考えます。

かんたんなことからはじめられればそれでよい

とゆったりと構えて少しずつ回復していく子供

を見守ってください。


成長のステップと考える

うつ病によって学校を休んだりすると

どうしてもマイナスに考えてしまいます。

でも、病気との闘いは子供の成長と考える

こともできます。


親や周りの大人は待つという気持ちをもって

対応することが大切です。


学校との連絡を取っておく

学校を休んでいる間、学校生活の動向が

わからなくならないように少なくとも

親は学校と連絡を取っておきます。

子供にはあせらないように配慮をしながら

必要な情報は伝えてください。


子供のうつ病の再発防止のために、頑張りすぎを早めにキャッチする

肉体的にも精神的にも頑張りすぎてしまうと、ストレスが

大きくなって、うつ病を再発しやすくなります。


あまり頑張らせ過ぎないとともに、不眠や日中の強い眠気や食欲低下、

体重が増えない、イライラする、生活がだらしなくなる

などの再発の合図に注意し、早めに休養させるなどの適切な

対応策を身に着けておきます。


子供に余裕を与える

子供が勉強や友達との関係などの問題でつまずいたり、停滞したり

したとき、親としては、頑張れと強く励ましたり、手を貸して

解決したりしてやりたくなるものです。


でも、あまり急がせずに、少し休めばいいと時間的な余裕を

与えてください。

心の余裕ができれば、子供は自分で心を立て直していくものです。


うつ病とアルコールの上手な付き合い方

うつ病の患者さんには、飲酒量が増えていることがあります。

身体症状や抑うつ症状を紛らわしたり、寝つきをよくする

ために、以前よりアルコールを飲む量が増える傾向が

あります。


しかし、アルコールはしばしば、抗うつ薬の働きに

影響を与えます。

一時的に薬の作用を強め、副作用を招く恐れがあります。


そのため、うつ病はもちろんのこと、睡眠薬、抗不安薬を

アルコールと一緒に飲むことは絶対に避けなくてはなりません。


うつ病の治療中にアルコールを飲み過ぎると

抗うつ薬が効きにくくなる可能性があります。


アルコールを飲むことで、睡眠の質が悪くなるのも、

治療の上では見逃せない弊害となります。


治療中にアルコールを飲んでよいかどうかは

医師の間でも意見が分かれるところです。


実際には適量を以前から楽しむ習慣があり、

飲み過ぎない、アルコールを飲んでから

薬を飲むまでの間の時間を十分にあけるなどの

注意が必要です。

注意が守れるなら晩酌程度ならというケースが

多いです。

しかし、アルコールを飲む量がコントロールできない

なら、やはり治療中は断酒が望ましいといえます。


治療後もアルコールは適量に楽しむ程度に

治療後もアルコールは節度を持って飲むようにします。

アルコールをたくさん飲むと睡眠の質が悪くなって

生活のリズムが乱れがちです。


1日に飲む量を決める、その日に飲む分しか冷やさない、

食卓に出さないなどで、飲む量が増えないように

工夫をしましょう。

周りの人たちは飲ませすぎないように注意します。